2012年12月26日水曜日

「女、妊、娠、鬼、性の万華鏡」(by市場)


この文章は、インタビュをして相手のみが喋った声を聞こえたまま文字起こした作品である。
内容についてもなんも注釈しないので自由に味わいなっせ。(市場)

日時:2011年暮れ
喋り人:妊娠中の田房永子
※田房永子 漫画家、ライター 1978年12月東京生まれ。「母がしんどい」絶賛発売中!!
HP:むだにびっくり (ここで紹介されておる「むだにびっくり」シリーズは素晴らしい作品です。とくに文章作品の1~3がええね。)
んだば、どんぞ

そうじゃなくて上がる人と下がる人がいて、上がる人はもうなんか大変なんですよ。私も上がるタイプだったから。もうなんか、すごいすよ。今ほんとなんか、獣つか、そういう。せっくすはできないんだけど、ぁの~、感度が1000倍ぐらいになってんすよ、なんか全身の。表面が。10000倍ぐらい?も、すごい。最初1000倍だったんすよ。つわりぐらいん時は1000倍だったのが3ヶ月ぐらい経つと、うちに10000倍ぐらい今10000倍ぐらいになって、もうほんと痛いんですよね、布団とか越しで触られてちょうどいいみたいな。ほんとなんだもん、だって。だから普通のせっくすできないですよね。ちょっともう無理。そんななんか、この、直で、舐められる、ありえない、なんか、そんなもう、感じて、いた痛過ぎるみたいな。とにかく、あと、膣も入んない入れられない?閉じてる?たぶん入れていいんだけど、でもなんかやっぱこう自分的になんか入れるもんじゃなくて出てくるものにやっぱ変わっちゃってって、なんか入れたいってあんま思わなくって、その反面まんじゅう部分の感度が1000倍ぐらいになってもう。まんじゅう部分おんなじ前は皮膚だったのに、そ、ここら辺の感度つか総動員。うっとりしちゃう感じ。まんじゅうに手を添えてるだけで、んあ、あれ?て感じ。私だけかなて思ったら、2chとかいっぱいみんな同じこと私と同じこと書いてる。

おばさんの身も蓋もない、のって、私その最近妊娠してから、なんかこう、赤ちゃんが可愛いとか、動くからぁ、入ってんだみたいな、赤ちゃん実際見ると、あ、これが入ってんだとか思うと、なんか涙出てきそうになったりとか、そういう母性的な部分とかも開花されたんだけど、その代わり、鬼部分がさらに開花されたんすよ。なんかあの、「引き換え」みたいな感じ。おなにーか赤ちゃんの命か、みたいな。なんか、それはー、おーがずむを感じると、子宮が収縮するていうのがあって、げんでゅうとかを促進しちゃって早産になっちゃうみたいな、ぴゅっとかあるんですよ。だから罪悪感が伴うんですよ、感度が1000ば・・・10000倍になってるから止めらんないすよなんか途中とかで、やめらんなくって、そういう時はもう、あ、やばいみたいな、怖いけど快楽を優先しちゃうから、大丈夫だろて思ってるのはあるけど、やっぱどっかでこれでなんか死んじゃってもしょうがない、て思ってるのその時、は。そこがすっご鬼なんすよ。でもだって今までそういうことって絶対ないじゃないですか?今まで生きてきて、自分の快楽を優先さしたから誰かが死ぬなんていうことはあ、そういう、なんちゅうの、意識ていうか、そういう心配すること自体がないじゃないすか。でも、やっぱ、それは決定的に男の人にはなくて女にはあると思うんすよね。でもやっぱ、自分の体の一部だって意識があるからあ、でもすんごい落ち込むんすよね、イった後とか・・・。心配しなくてもいいんだけど、やっぱなんか大丈夫かな、て思ってるときとかもお、もし、これでダメでも、「ま、しょうがなくね?」て半分ぐらい思ってんすよなんか、そう思わないと多分やってらないすよなんか、辛過ぎてなんか。ほんとでも、そういう、チョーかわいいチョー会いたいとか、大切とか、絶対無事で生まれて欲しいって思ってるのとおんなじ、おんなじぐらいでもないけど、確実にあるんすよ、そ、鬼部分は。それをほんとなんか、今まではその鬼系は感じたことなかったから自分なかで。だあ、もしかしたら、そうやって、赤ちゃん死んでもいいやって思う鬼的な気持ち、出てくるように、はにゃにすることになって、そのために感度が上がってんのかな体の。でも、たぶんそうしてないと、なんか、こう、予期せぬ、あの、事ってあるじゃないですか出産とかって、それに耐えられないって自分で予測しているから、そういう神様かなんかよく分かんないのがそういう風に・・・。そのために感度が上がってんのかな。わかんない。でもなんかそう考えるとすごい合理的なんすよね。自分で回ってるもん。
(おわり)

2012年12月4日火曜日

乱気流を裂く男

by よしだ

市場さんとの出会いの話はともかくとして、忙しい市場さんがこうして僕といろいろと遊んでくれたり連絡をくれたりするのは、お互いの共通項が高円寺であったのがやはり一番大きいのかもしれない。もちろん話をしてみて僕と共通の音楽仲間がいたり、プライドやK1等の格闘技が好きであるというのも大きいのだが、何よりも気軽に呼び出せる距離感と、余計な説明もなく「あそこでさ、あのあたりでね」と曖昧な意思表示で説明出来る利便性もあったのであろう。
いつものように「じゃあ、あそこで9時」と無駄のない伝言で呼び出された僕は、いつものように酔いの回ってきた市場さんと創作論についての終わりのない議論を始める。僕のような青二才の戯言を市場さんは黙って聞き届け、同調出来る部分は同調するが、納得出来ない理論やこちらの意図がよく理解出来ない時は徹底してその具体的な説明を求めてきたりする。特に「魂」という言葉に対しては敏感で、僕が「市場さんの絵には魂が籠ってますよね」というと「どこがだよ。本当にそう思ってんの?おい」とビールの入ったグラスを口に運ぶのを止め、僕の顔を凝視してくる。「思ってますよ。線一本一本から魂を感じますよ」と僕もコップをテーブルに置き、さも自信に溢れてるかのように示すべく市場さんと目を合わせる。「何言ってるんだよ、ただ書いてるだけだよ。ただ単に書いてるだけなんだよ!」と言うと市場さんはすかさず僕にラリアットを食らわせる。その衝動で椅子から吹っ飛び真横に積み上げてあったビールケースをなぎ倒しながら僕は油の滲み込んだ床を勢いよく転がって行く。即座に起き上がった僕は市場さんの膝へと低空ドロップキック。その場へ前のめりに転がった市場さんの上へその場飛びムーンサルトプレス。そしてフォール!カウント2で返す市場。起き上がり様、左ハイキックを吉田に叩き込み超高速ジャーマンスープレックスを決める市場。吉田返す。市場、吉田を肩に担ぐとそのままカナディアンバックブリーカーを極めながそのまま店外へと投げ飛ばす。窓ガラスを突き破り路上を派手に転がって行く吉田めがけ、市場は割れた窓ガラスを超えてトペスイシーダ!しかし吉田は膝で剣山ブロック! 苦痛で顔を歪める市場を横目に、吉田は鋭いバスソーキックを市場の左側頭部に叩き込むと路駐してあったワゴン車の上によじ登る。しかし市場は復活!そのまま車の上に立つ吉田まで駆け上り、吉田の肩を掴むとなんと雪崩式フランケンシュタイナー! 吉田首から真っ逆さまに落ちる。市場そのまま逆エビ固めで吉田をフォール。カウント3!決まった!

○市場大介 (3分45秒 車上からの雪崩式フランケンシュタイナー→逆エビ固め)●吉田恭淑

2012年11月27日火曜日

第0回とんこつ立ち上がりの会:付録

本編に収録されなかった対話集









(その①)

:やっぱねえ、おれ思うけどさ、一番初めにノイズの録音とかしてたときって本当に機材も何もなくてラジカセで録ってたのね。コード一本をラジカセに繋いで。そういうところから始まっているから、今逆にノイズやる人ってすごい機材に恵まれてるじゃん。スイッチ押したらノイズでちゃうような機材もいっぱい出てるし

:自分だって使ってるくせに

:むふっ!いや、まっ、機材は分かるんですよ。というかおれが触ると機材が喜ぶんですよ!

:(爆笑)

:名言出たよ名言

:市場さんのペンや筆が喜ぶのと同じように、、

:おれ百円ショップの筆だから

:ゆこりん書いておいて、「機材が喜ぶんですよ」って

:これは名言。名言出ましたよ。すごいこっちの勝手な解釈だけど(笑)

:まあでも、色々機材使っててもなんだかんだで最終的にはいつもの自分のサウンドになっていくんだよなぁ。それでそうこうするうちに結果的にはシンプルなセッティングになって行くという













(その②)

Dead Body Collectionとのコラボ聞きました。本当に冒頭からNoise Wall

:ただゴーーーっと延々と続いてる、、

:ライブで生で見た方がいいかもしれませんね

:うーん、どうかなあ。そういうのヨーロッパ的な感覚だとさ、向こうって生活の一部として音楽聞くじゃん。例えば日本だと5分ぐらいの曲を好むけど、ヨーロッパだと60分で1曲みたいな。そういう曲のほうが好まれたりする。それって結局流しっぱなしにして、生活の一部になっちゃってるみたいな。そういう聞きかたをするみたいで

:クラシックも60分超えありますし

:うるさかったのに突然静かになって、終わったのかと思ったら突然「ぱーん」って。おいおいおいおい、何してくれてるのって(笑)

:なんですかそれ、自分でもやってるじゃないですか(笑)

:あとはインドのシタールとかラーガとか。50分ぐらいずっとやってる。トランス状態っていうの?なんかちょっと音楽の感覚が違う。時間の使い方が違うって言うの?日本人は起承転結みたいのを求めたりするっていうか、物語風を望んでいることもあるかもしれない

:日本人って音楽に対して、なんか貧しいっていうか、、

:どういうふうに?

:ちょっと抽象的な言い方だけど、欧米人って音楽に対して余裕があるっていうか、もう完全に生まれた時、子どものときから音楽が生活の中に当たり前のようにあるから、全然普通に音楽が聞こえて来たらこうやって普通にノルし、、。日本人は音楽に対して構えるっていうか、踊るぞっ、て決めてから踊ってる感じがする。そもそも人前でみんながみんな平気で踊る訳でもないし。結構恥ずかしがるじゃないですか、日本人って

:今思い出したけど、外国人、例えば英語を使っている人たちっていうのは、一つの言葉じゃん、「愛」は愛、「私」とか「俺」とか、特に敬語っていうのが強くあるわけでもなくて。。英語自体がメロディーみたいな感じになっている。その感覚って、日本人は意味とか「なんでそんな言い方するんだ」とかそういうところから始まっている文化っていうか。分かりやすく言えば、ざっくりしているか、ぎちぎちしているかっていう。

:あと、リズム打ちがある音楽って、西洋から来ていますよね。あと大陸の騎馬民族の音楽とか。日本は民謡をみても独特じゃないですか

:例えばどんな民謡があるの?

:要はまあ、日本人は農耕民族なんだよ

:体が慣れるのに相当時間かかるんじゃないかと思います

:狩猟民族と農耕民族の違いじゃないんですかやっぱ。あと肉食と草食の

:農耕でも日本のノイズは激しいですよね









(その③)


:新しい手法を見出そうとかしていませんか、あの子ども絵みたいな

何を訳分からないこと言っているんだよ

:ああ、その衝動が音楽活動に導いていったという?

:だっておれ前から音楽やってたからさ、ノイズはもっと自由度の方にいって、自由度の方で話をしていたらさ、そうじゃない、ということになって、「きちがい」みたいなこと言われて(笑)

:その時の流れで?

:って、本当は誰も言ってないけど(笑)いや、もっと捉え方は自由で、吉田さんのノイズってあるじゃん、ゆうこりんのノイズ、おれはおれのノイズの捉え方っていうか。それこそ型がないっていう。クラシックはある程度こういう歴史もあったりさ、こういうスタイルとか。。現代音楽でも現代音楽風、ノイズ風とかもあるけどさ、ノイズはもっと自由だと思っているんだよね。なんにしても。でもそれをまた意識するとカテゴライズになってくる可能性があるから、、、っておれは今そういう話をしたいんじゃなくて、要は自由なんだよ。おれはやっぱり基本的に自由、自分自身がカテゴライズしようっていうのがあって、自分自身のどこかに。それを裏のもう一人の自分がそんなの関係ねえやって、いやいやそういうそうじゃないから、、って言ってるお父さんみたいなやつを壊すためにやってるふしがあってさ。それが自由度を感じるところ、音楽で言うとノイズであったり、自分の描いているような自由な世界の絵とかってになっていったんだよね

:市場さんは意外と理由を求めますよね。なんでやるのか、みたいな

:あくまで現実にそうやっている人がいたら、なぜそれでなきゃいかなかったのか。って。おれ、初めて会ったような、隣で飲んでいるおにいちゃんとかと話したりすると、「おれ空手やっているんです」「へえすごいね、何年やっているの?」例えば「10年やっています」「小学校からやってたの?」「そうです」「へえ、じゃあなんで空手なの?柔道もあったし、剣道とかいろんな道、レスリングでもいいし」そしたら「僕はチラシを貰ったんです」「どういう意味?」「なんか勧誘みたいな。なんとなく行ったら面白くてやったんです」っていうのを聞いて、そういうきっかけかと。なんの精神論もないじゃねえかって

:でもそれ言ったら、じゃあ「なんで市場さんは市場なんですか?」っていうそういう話になってきません?「なんで、熊本で生まれて?」みたいな。結局それになっちゃうと思うんですよ

:だけど、聞くんだよ。。ただ聞きたいんだよ

:まあ、自分の中の表現行為に対しての結論はそれでいいんですけどね。。それを例えば第三者に聞くことによって、「ああ、そういう意見か」みたいな、そういうのは自分でも聞きたいと思いますよ。どう思っているのかな、みたいな。ただ、自分の中では、結局答えは出ないっていう結論が出ちゃってるんですよ 
:そうねえ、答えで言えばそういう感じだね。別に答えはない

:答えを出したとしても一年後には考え方変わるだろうし

:いや、一年後に考えが変わるとかいう話というよりもね、なんか、、どこからともなくふっとただ出てきたことに人間って一喜一憂したり、あたふたしたりしているんだなっていうのをどこか確認したい作業をしている感じかなあ

:市場さん、落ちることあるんですか?

:ありますよ。最近はあんまりないけどね。落ちようがないっていうか。別にもう興味がなくなったっていうの?そういうことに。おれ死んでもいいと本当に思っているからね。尊厳死じゃないけど、痛いのはイヤだよ。イヤだなって思っているんだけど(笑)

:要は、今死んでも悔いはないっていうことじゃないですか?自分だって、今死んでも別に悔いはないっていうか、後悔も別にないし。それなりに楽しい人生だったし、みたいな。それはあるから、、、

:ただね、おれイメージだけだけど40から50代ぐらいの間に、そういう風に考えていく時期に来るんだなっていうのは、必然的にそうなっているような気がするんだよね。だから、そこまでその人が何をしてきたかでその発想がどっちに変わるかっていうか。例えば政治家達、おじさんたち、おじいさんって言っていいかもしれないけど、あの人たちまだまだやろうとしているでしょ。もう自分のフラットな考えよりも、もっと沢山やらなきゃならないことが多すぎて、自分を生きられなくて、でももっとすごいものになるっていう風になっちゃってて、他に考えようがないんだろうけど

:あと、権力を持っちゃうと、もっと権力にしがみつきたいっていうのもあると思うんですよ

:だから、おれ達も、人間ってそういう欲持っているじゃない。おれ達だってもっと更に売れてたらどうなっていたかっていうことだと思うんだよね。誰って例えたらいいか今分からないけど、そういう存在にもしもっと若いときになっていたら、考え方は変わっていたと思うけれど、年相応っていうか、それなりに考えられる余地があったって。人間って時と場合で全然変わって行くと思うしね。だから、今考えたのは、吉田さんはもう子どもを持つぐらいしかないのかな、っていう。自分が「へえ~」って、全然どうしようもできない世界を「ぽん」って生んじゃうっていうか生ませるきっかけっていうか、、

:子供というよりは今はネコですかねぇ~ でもネコを飼っちゃおしまいかなってw ネコというよりはずっと子ネコがいい。あの無垢な目を見るとねトロトロになってしまいますよw 

:病んでる病んでるw 

2012年11月24日土曜日

第0回とんこつ立ち上がりの会(後半)

メジャーの扉を自分で勝手に開くとメジャーになるっていう


:結局人間て自分の思想とかあるけど、銭が介入してくると『まあね』ってなっちゃうとこあるよね。1万~2万円で話をしているところ突然1千万っていう話が来たら「え? えっ?」ってなっちゃうから。「まっ いっすよ~!」みたいな(笑)

:市場さんのほうも広告を取れば、なんかもう当たり障りの無い漫画になっていく(笑)

:勿論やりますよ。これ、マジで思ってるよ。おれそれぐらいでいいっていうか、むしろそれぐらいが自分だって思っているのね。例えばさ、大御所というかどこか大きな所がね、イチバさんの絵を使いたいと。そのかわり、こういう可愛いヤツかいてね” ってポーンと可愛いぬいぐるみみたいのを、いつもの子どもの絵を描く時のタッチで、血とか暴力は絶対止めてくださいって言われたら、「はい!」って普通に言うね

:オカネの力

:っていうかそういうのに挑戦してみたいっていうのもあるんじゃないですか?

:聞いて欲しいんだけど、それはそれでやるんだけど、他の物は自分で自費出版で作っているから、それは今まで通りにただ普通にやる。で、そこんときが次の問題なの!そのかわり市場さん、1千万払いますけど、あなたが今個人で作っているようなああいう今まで通りのやつを描いてもらわれると印象が悪くなるから描かないでくださいって言われた時に、おれどうすっかなぁ?だね。おれ、止めるかもしれない。言えば「そんなの絶対関係なく今まで通り描くぜ」って言えるんだけど、でもね、やめるんじゃなかなってドキドキするの。どういう意味かっていうと、あの多分これ裏返って本当のおれが出てくるんじゃないかって。本当はそれでいいんじゃないかって。金さえもらえばおれ充分なやつなんじゃないのかっていう、全部こう剥げ取られて、いや禿げてるけど(笑)、そういうのもちょっと興味ある

:ていうか、話があり得なさ過ぎて(笑)

:は?言ったね、言ったね!よし見てろよ(笑)実はおれ計画してるんだよ

:1千万円計画?




















:ただほら、自分はアングラだから、、って決めてるだけで、そうじゃなくて、メジャーの扉を自分で勝手に開くとメジャーになるっていう。なんかわからない?

:わかります

売れようが売れまいが、普遍的な怒りがあるんだよ

:おれ最近かなりその場の思いつきでばーっと言っちゃう

:前は言った事には責任を持たなきゃとかどうしてもあったじゃない?それが歳と共に面倒くさくなってきたっていうのもあると思うのね

:でもさすがに最近は無責任過ぎるかなって、、自分で言った事覚えてないですもん

:それ普通だと思うよ。あと、一つのことをずっとやってきてある程度の結果を得た人って、もうこれでいいじゃんってなっちゃうんだよね。だから変な自信、自信って言ったら大げさだけど、こんなもんかっていう、、本当にやったからね。っていう自負があるんだよ。だから、、

:別に最終的に自分一人になってもいいやぐらいの感じはあるし。その、いろいろと無責任な言動の結果として

:だから一個の事をやってある程度評価を受けた人って、売れた売れないは別にして、自分の精神的な評価ね。おれは望んでいたよりも大分受けてもらったっていうか、ただ遊びでやっているような、鼻くそほじりながらやっているようなことを評価してくれる、、鼻くそっていう語彙を使ってはいけないけれど、無理してそれをしているんじゃなくて、自分に素直にただやっていることでさ。まじそうじゃない?
意識していたらね、そーら来たかとかお前ら遅過ぎるとかなんかあるけど、本当は申し訳ないなと思うぐらいだよね。だって、何にも受けるような要素を出しているわけでもないしさ。自分の中で好きなことをやっているのを勝手に評価してもらえるっていう立場になったときの。例えば最初は一枚も売れなかったのにさ、一枚10万単位で売れることが現実に起きた時に、俺もう終わったんだよね、その画家人生が。ある意味ね。もっと高くできるじゃんっていう話もあるけどそれはあくまでビジネス的な感覚で、俺自身の目的はもう終わっちゃって、、っていうのはあるんだよ

:あとはもうルーティーンっていう感じで

:そう。それで、一人の社会人だからああ、もうちょっとこうしたら売れるのかなって。ただもう別の話。だって絵自体はもう描けてるし、いつだって描けるし。これだと語弊があるかな?もっと年取ると描けなくなるかもしれないよね。ただ、基本的には、なんでああいう同じようなテイストでやっていけるかっていうと、もの凄く怒りがあるのね。いくら金持ちになろうが、売れようが売れまいが、普遍的な怒りがあるんだよ俺。不条理とか、、人間が生きて行くことにおいて。くそったれ感って俺は読んでいるんだけど。それがある以上は、ずっとあの画風は変わらないし、あのテイストは誰にも出せないと思ってる

ブログのノイズ

:日本の一部のハーシュノイズに関しては、要は通り魔的なもんだと思ってるんですよ。欧米って、ノイズに意味を求めてくるんですよね。例えば宗教的/政治的なバックボーンがあって、かれこれこういう理由と思想でお前は作っているのか?と。でも日本人の出すハーシュサウンドって理由を超えた暴力とパワーと衝動性が混ざり合った賜物じゃないですか。もうホント通り魔でいきなり無差別に刺しまくっちゃったみたいな

:ほうほうほう

:衝動的な。逆にそれが欧米人にとっては面白い。っていうかそういう感覚ってないと思うんですよ。何の理由もなく人を刺すっていう。向こうの無差別殺人はほとんどがカルトか政治的声明か、もしくはただの趣味ですし(笑)

:それはね、俺も逆に自分の絵のほうで言うと全く一緒だと思う

:欧米人が日本のノイズを面白がる感覚ってそれじゃないかな。全く持って理解できない意味不明さが面白いという。いきなりなんであんな激しい音を叩きつける様に出すの、意味はなんなの、だけど無茶苦茶パワーあるし楽しいじゃん、みたいな。DOBUSU(*市場大介のソロノイズプロジェクト)のライブ最初見た時「あ、この人パンクだ」って思ったんですよ。要はインクを壁に叩き付けるような衝動的なパワーだけで強引に観客を引き込んで行くという

:へえ。あれは初めてやって、しかも音がどんだけ出るのか分からなくてやってて。吉田さんなんかもっと大きな所でPA使ってという経験をしているじゃない?おれ分からなくて。おれはずっとバンドをやってたので、自分の表現方法はあったけど。。あのときはやっぱりまず音が大きくならなかったんだよあれ以上。思ったより下だったから強弱付けられなかった。マックスで出してもあれになっちゃったから。あ、その前に自分の家でやっているときの話が元だったんだけど、一曲の間になにかこう、強弱を付けて。。吉田さんて最後にワーッて叫ぶのがシメみたいのがあるじゃない?そういうのが自分の中にもあってさ。結局はここに来るために何をしているかみたいな。そういうドラマみたいなのが自分の中にあるんだよね。そういうのは割と日本人は考えやすいと思うんだけど。ヨーロッパの人たちは、、、あ、そもそもノイズの発祥というか、最初にそういうことやった人って、、ちょっと難しいかな、、

:切りないですよね、それ言い出しちゃったら


:うーん、ただエンタテインメントじゃないんですよね。あくまでもコンセプチュアルな。アートだよね、要は。日本のノイズってやっぱりあくまでもノイズ・ミュージックだと思うんですよ。本当のノイズなんてやっぱ聞けないじゃないですか、、寝てる時に騒音で起こされるだとか。本当のノイズってただの不快感だと思うんですよ。だけど皆が「イエーイ」とか盛り上がったりとか好んで聞くノイズってやっぱりノイズ・ミュージック

:おれもねノイズについて思ったのは、だいたい同じなんだよね。でもなぜか聞けたり、興味深く音あるいは音楽として捉えようとするなら、それはプレイヤーの技量というか感覚のところだと思うんだけど、その時になんか途中でもうバッってすぐ別れる感じがするんだよね、この人のは聞けるとかこの人のはいいやっていう。それをね、すごいと思ったんだよね。この人例えば変な音出したとしても、この人を信用しようとか、、そういう精神論みたいな音楽、、におれはそう感じたんだよね

:ノイズってやっぱり感覚的なものなんですよ。肌が合うかどうかっていう。例えば、普通の音楽みたいに歌詞でメッセージを伝えているわけではないし。感覚的に「今日の風は強いな」とか「今日は気持いいな」、、そういう感覚だと思うのね

:でも大勢が「今日は風が吹いて気持いいな」って言ってしまうと、、、

:逆に演奏している側的には、みんなが「今日は気持いい」とか言い出すとちょっと捻くれて、もうなんか、そこにオナラして臭い匂いを混ぜてみたりだとかしたくなるんだよ。こんなことやるヤツらってみんなそうだよ。いや、ほんとに

:こんなことって(笑)

:ほんとそうですよ。見ているとそういう人しかいないですよ

:確かに、妙に評価されるとちょっと捻くれたくなるんだよね

:またそこがイイ!かいう人が出て来て、、

:どうしようもなくなっちゃう

:このブログは別にノイズに関することだけなわけじゃないですよね

:ノイズだよ(笑)

:ブログのノイズ(笑)

:ノイズのブログだよ(笑)タイトルは吉田ノイズにしようか。吉田カバンみたいに(笑)

リハビリですよね?


:最近ライブよりもライブ終わった後の、ぐだぐだ喋っているときのほうが楽しい。打ち上げで、あまりにもしょうもないノリが(笑) 

:ノリようがないから

せっかく演奏良かったのに、酔っぱらうとみんなダメな人たちだなぁ、みたいな(笑)

:だってリズムないからね、ノイズは。人間は乗るからね、リズムでしょだって

:その中にグルーブを見出してこそ本当のアーティストなんですよ

:いやいやいや、そこで外れてってるから(笑)やっぱり人間から外れて行っている特殊な人間たちだからさ

ノイズ・ミュージックっていうのは体の細胞を喜ばせる、活性化させるための音楽なんですよ

:ノイズを聞き始めてから健康になった気がしますよ

:どんだけベースが病んでるかってことでしょう?そうしないと分からないんだよ。おれね、ふつうの人間だからああいう絵を描いているんだからね

:えー(笑)

:だからあれで行けてるわけ

:自分の治療法じゃないんですかあれ?

:リハビリですよね?













何盛り上がっているんだよそれ(笑)

第0回とんこつ立ち上がりの会 <終>

第0回とんこつ立ち上がりの会(前半)

【東京混沌通信委員会(とんこつ)】
美人画家:市場大介
実験音楽家:吉田恭淑(Government Alpha
ホビッ人:ゆうこりん

吉田(以下:吉):こういう雑談を形にして提示する場合、一番読まれるのって活字(*本)だと思うんです。だけどウェブページって集中して読むのに多分10分も読めないと思うんですよね。だから、1ページ、2ページでさくっと面白い見出しをつけて、、

市場(以下:市):おれ思ったのはね、対談的な書き方ってあるじゃない、カギカッコつけて、、そういうのにするのか、あるいは例えば一人称で書くとか。ゆうこりんが日記みたいに書いていくようにするとか。ちょっとあんまりないようなスタイルはどうかなと思って。だから話している内容もそうだけれど、同時にやりかた?こういうブログがあるんだなー、こんな方法もあるんだなとか、違った事やりたいっていうのは感じるんだよね

ゆうこりん(以下:ゆ):じゃ会話形式じゃなくて、文章の中で、、

:いや、そういうのも決めなくてね、途中からそういう風になっても良いし、もっと自由に考えるの。決めつけちゃいけないと思う。ま、それ決めつけなんだけどね(笑)こじんまりとまとまりそうになったらちょっとはみ出して、、例えばずっと書いているときに『疲れたんで、今日はやっぱ止めます』とか言っていきなり止めちゃうとか。続きは明日、みたいなこと書いてみるとか。やんないけど、面倒くさいんで市場さんにこの後頼みますって言って丸投げしちゃうとかさ(笑)そしたらおれが「いやだ」って言ったんで、また仕方ないので来ました、みたいなリアル感、しゃべった事をリアルに出しながら、、

:それは実際にやって作っていったほうがいいと思いますよ。あんまり変に計算してやっちゃうとばれちゃうし

:そうそう。だから、それぐらい自由度の高いやりかたがいいんじゃないかとおれは思う。やってみたら思いがけない事ばかり起きると思うし、もしくはつまんないと思うかもしれないし

:ま、理解できないって言われる可能性も(笑)なんなのかよく分からない、なにがやりたいのか分からないみたいな

:ただやっぱり、そういうなにか強いものがないと続かないんだよな。そこはまあ吉田さんの力で、、

:テープ起こしはお願いしますよ

: ・・・はい

ただ、全部起こす必要はないと思うんで。主題となる起こしたやつを見てもらって、見出しをつけてそれで。ただ2ページ作るのは大変思うけどね。写真とか文字が大きければ3ページでも4ページでも。写真とか見出しあれば、次のページに何来るんだろうみたいな。ブログインタビュー記事でうまい見せ方あるなっていうのは、ビジュアル入れてて、2ページ3ページ目でそのいろんな写真が出てくるみたいな。今その人が聞いている音楽のジャケとか。多少の写真とかビジュアルはいいと思う

:でもいつも同じ面子でこうやってしゃべっている写真でしょ?

:食ったもんでもいいんじゃない?

:そうですね。あと耳の穴とかの接写とか
:出た、フェチ(笑)だからそういうのは自由に。基本的に物理的にこう、乗っけたり文字を起こしたりするのはあなたがやるのね。全部好きにやって

:どっちにしろ形にして提示しないと、何も始まらないっていうのはあるんで

(ここで我々のテーブルに料理が届く)


:あれ、これ違うもん来てない?あ、たまねぎ炒めか、たまご炒めに見えた

:ああ

:たまねぎ炒めか。おれ何って言った? おれなんか言ってなかった?

:あ今? なんかレディーガガがどうのとかって

え?
レディーガガ?


:言わなかったですか、今?

:誰がそんなこと言うんだよ(怒)

:、、、内容的にはただいつもの雑談みたいな

:いつもおれらの知り合いにさ飲み会やるんで来ない?って言って(誘って)、、第一回目のゲストはとりあえずXXXさんにして。あるいはYYYさんにして「いい男にも悩みはある」っていうテーマで。「そうだよね~」とかって言って(笑)

:別に音楽に限らず絵を描いている人とか

:も

:ここ最近の市場さんの言動を見てると、なぜ表現するのかみたいなそういったこと聞いてません?

:おれ別に最近じゃなくていつも人と合った時に特に酒飲んだりすると、そういうことしか、、

:創作論じゃないけど、、

:なんでなんでっていつもなっちゃうんだよね~でも最近逆にだいぶなくなってきちゃって、、興味がなくなってきちゃったんだよ

:方法を聞きたいんですか?人と違うことを確認したいとか?

:方法を聞きたいんじゃないんだよね。それはどこから来るのかな?っていう。なんで人ってそういうことしたいんだろうね、っていう。人間っていう一般論のひとつとして、なんかとびぬけてやっている人の中には、自分も知らないうちにやっているわけじゃない?そことどう違うのか、とか

:最近ふと思ったのは、若いころは作品に対しての意味について聞かれて、なんか答えを返さなきゃいけないみたいな感じでいろいろとうんちく付けて言ってたんですけど、実はそう言った質問に対する答えなんて出ないんじゃないかなっていう。。なんであなたは生きているの?ていう質問と同じで、明確な答えなんて出せないんじゃないですかやっぱり

:そうそう、それが答えだったりするわけだよね。俺もまあ、それに近いような感じですよ。もっと言えば、どうでもいいっていう感じになっちゃってる

:ただそう言っておいて、なにかをすべてやる上で何が一番大切かっていうと、もうそれ結論から言えば、まず

 康
  で
   あ
    り
     健
      全
       で
        あ
         る
          こ
           と
:ははは

:いやあ、もうそれが全てだなって最近思うんですよ

:健全って、、

:健全って、それは精神の健康っていうか体の健康と精神の健康みたいな

:なんか、おれたちをどこかへ導こうとしているみたいだ(笑)それで乗り気になってブログで勧誘なんかしちゃったりして(笑)いやらしいオトコ!(笑)

:いや~でもそれが最終的な結論かな。なんかをやる上で、とりあえず健康だったら何でもできるじゃないですか

:まあね

:健康で、あまり精神病んでても。。。精神病んでるヤツがつくるやつって多分一個ぐらい面白いもの出来ても、持続性がないから長続きしないじゃないですか。そもそも持続性ある人はもともと天才的な素質がある人だと思うし

死んじゃうかもしれないしね

:あと、なんでこういう表現をするのかっていうので、これは○○を表現していてって理論立てて説明する人もいるじゃないですか。だけど最終的にテーマがどうであれその作品が面白いかどうかだと思うんですよね。音楽だったら、テーマとかうんぬんよりも、その音を聞いて面白いかどうか?それだと思うんですけどね。絵だって直感的に見て面白いかどうかって言う、、

:まさしくその通りだよね

:それ考えたらやっぱりどうでもいいちゃどうでもいいと思うんですよもう。ただ、人によって信念を持ってやっている人っているじゃないですか。妙に何か背負ってやっている人って。自分に対する罰みたいな感じで

:あなたがそうだもんねー

:別に自分はお気楽ですよ~(笑)

ただ、そういうのは聞いてみると面白いかもしれませんね

:聞いてみる??

:だけどみんな明確な答えは出せないと思うんですけどね。時期によって考え方変わってきますし。。そもそもそこまで考えてないっていうか、純粋に楽しいからやってるわけで。。楽しんで作られてない作品はただの辛気くささしか感じられないし

:でも俺の場合少し違うのは、楽しいとかそういうのあんまりなくてね。なんか、なんだろうね、よくさぁ息を吸うようになんかやってるとか言う人もいるけど、そういうのともちょっと違くてさ。いろんなものが重なっているんだよね。だから少なからずともファンが何人かいたり、本出したら買ってくれる人がいたり、求めてくれる人がいるのは、、、やっぱなかったらやる気が起きないし、やっぱり少しいるからまたやる気になって、で自分も描きたいって気持があってそこに合致するから、また転がっていって、いろんなものが重なっていって。そうやって見るとやっぱりもしかしたら自分がやりたいっていうのも、求めてくれている人がいるっていうことが支えてるのかなっていうのはある。それがなかったら、良い悪いの前にやってないような気がするんだよね

:自分もバンドとかやったり色々とやってきて、ノイズになってからなんか色々リリースの話が来たり、ライブ誘われたりがあって。だからノイズをやっているっていうのは市場さんが今言ったのに似ているものがありますね。人がいいって言うからやったり、ライブが良かったって言われたから演奏を続けていたり、音源出したいっていうからアルバムを作ってみたりで

:あとさ、ノイズもおれの場合と少し似ているところはさ、ちょっとこの独自っていうかなんか自由度が高いじゃない?おれもほら、なんとかの絵のパターンの、、例えば日本画なら日本画とかそういうのでやっている訳じゃなくて、非常に自由度の高いところでやっているし、、ノイズって言うサウンドのああいう世界って本当に自由度が高過ぎるじゃない?何をしてノイズと言うのかって言い出したら、、難しくなってきちゃった

:なんでノイズ、、元々既成概念を崩したいっていうのが結構あったんですよ。高校生の頃とか色々映画やサブカルの本や雑誌を見てて、煮え切らない時に、寺山修司の作品とか見て、この人、自分で価値観作ってるなって思って。それを見て、ああ、自由でいいやって。そしてちょうどその時ノイズを知って、あ、自由度高いなって

:自分で価値観作ったっていうかそれに気づいたっていうのは自分と全く同じだわ。良く思われようとかさ、ウケたいことが前提となっていた自分がいたんだけど、そこからはずれた時って全く今言ったことと一緒だね。自分で価値観があって、勝手に蓋をしてたって言うの?それを取ってみたら、面白いからただやって。ずっと何年もやっているからこうなったっていうだけで。まあでも、やっぱりポップなもの・ポピュラリティーを持ったものがあるから人が見てくれていると思うんだよね。ただ陰湿なことばっかりやっているのは、その、、ウ○コっていつまで経ってもウ○コだから臭いんだよね。ウ○コに見えるけど、カレーは違うでしょ?美味しいでしょ?だから、ああいう感じだよね

:やっぱり長年やっているとスキルが出てくるから、ウ○コでもただのウ○コじゃないんですよ。造形的に完璧なフォルム(笑)

:でもウ○コは臭いじゃん!

:いや、臭さをクセにさせる(笑)

:おれは違うね、おれはそっちじゃない。臭いのは臭いよォ、そうでなかったらSM、、SMっていうか痛いのは痛いじゃん

:じゃ分かった、臭過ぎるからみんな気になる(笑)小学校の時とか、よくウ○コがあるとみんなで見に行ったりしなかったですか?3階のトイレにウ○コがあった!とかいって、わざわざみんなで(笑)

:飯食ってんだからやめろよ!分かったよ分かった(笑)

:それと同じなんですよ市場さんの作品は

:おい、このやろう(笑)ええ~、そうなん?おれはポピュラリティーがあると思っているんだけど。そっちで来てくれていると思ってたんだけど(笑)あれ?ウ○コだと思ったらカレーだ~美味しい!って言って、だまされたっていう。でもほら、やっぱり嫌じゃない?

:市場さんは、ウ○コを食わせるの上手いと思うんですよ

:おいおい(怒)酷いねえ

:香具師(笑)






:おれ、絵の中にウ○コ描いた事がないの。なんでかってやっぱ嫌なんだよね。あまりにもインパクト強くて。あいつが出て来たら全部負けちゃうから

:だって表現方法として一番努力レベルが低いじゃないですか、ウ○コ・チ○コって。お笑いでそれやったらずるいよ、みたいな

:だけど、そこでやっぱりあいつは凄いな、そこまでやるんだって言われるパターンもあるし。でもどっちかって言ったら、それをやらないで何か見せて欲しいっていうのが一般的には多いと思うんだよね